anewのファクタリングとは?メリット・デメリットや口コミなどを解説

anewのファクタリングとは?メリット・デメリットや口コミなどを解説

anewのファクタリングは、OLTA株式会社とSBI新生銀行の2社が共同し提供するサービスです。クラウドファクタリング事業のノウハウと銀行のデータを活かし既存の金融機能を効果的に提供しています。本記事では、anewのサービス内容やメリット・デメリット、利用手順、口コミ・評判を詳しく解説します。

anewのサービス内容

anewのサービス内容
anewのサービス内容は次のとおりです。
【会社概要】

会社名 OLTA株式会社・SBI新生銀行
代表者 職務執行者 坂田 拓範
所在地 東京都千代田区外神田三丁目12番8号
電話 03-6387-3207(10:00〜18:00 土日祝除く)

【サービス内容】

手数料 2~9%
申込み方法 Webで書類を提出
入金スピード 最短即日振込

anewはクラウドファクタリング事業を提供するOLTA株式会社とSBI新生銀行が共同し、サービスを展開するファクタリングサービスです。クラウドファクタリング企業と金融機関が共同することで、既存の金融機能を効果的に提供し、中小企業や小規模企業のニーズに応えています。また、OLTA株式会社のファクタリングサービスのノウハウやSBI新生銀行のデータを活かし、より効果的な金融体験を実現しています。このような会社概要を持ちanewは手数料2~9%とリーズナブルな設定でwebから書類を提出することで申し込めるため、気軽に利用できるサービスです。

anewを利用する上での3つのメリット

anewを利用する上での3つのメリット

anewを利用する上でのメリットは次のとおりです。

  • 手数料が低く設定されている
  • 手続きがオンラインで完結する
  • 契約後の振込が最短即日と迅速

手数料が低く設定されている

anewを利用する際にかかる費用は手数料の2~9%だけです。ファクタリングサービスの手数料の相場は5~10%となっているため、比較的低く、利用時に効果的に資金調達できます。現在利用しているファクタリングサービスがある方やこれから利用してみようとお考えの方は、anewの手数料を他社と見比べるとコストパフォマンスの高いサービスを選べることでしょう。

手続きがオンラインで完結する

anewは手続きがオンラインで完結するため、店舗に直接足を運ぶ手間や面談が不要です。必要な書類はオンラインでアップロードでき、スマートフォンとPCのどちらからでも申し込めます。また、簡単な手続きで申し込めるため、時間に余裕が無い方でも休憩時間等で利用できます。

契約後の振込が最短即日と迅速

anewは申し込みから審査、振込みまでを契約後最短即日で対応しています。条件として必要な書類が不備なく全て揃っていることが挙げられます。そのため、あらかじめ必要な書類を準備しておきましょう。

【必要な書類】

昨年度の決算書一式 陳謝対照表・損益計算書・勘定科目明細
入出金明細 保有する全銀行口座の入出金明細(直近4ヵ月分)
売却予定の請求書 請求金額、入金日が確定しているものに限る
売掛先からの入金日が5営業日以内の場合は申し込めない
代表者の本人確認書類 運転免許証・パスポートなど

anewを利用する上での2つのデメリット

anewを利用する上での2つのデメリット

anewを利用する上での注意すべきデメリットは次のとおりです。

  • 法人のみが対象であるため個人事業主は申し込めない
  • 売掛先からの入金が5営業日以内の場合は確定債権であっても申し込めない

法人のみが対象であるため個人事業主は申し込めない

anewのファクタリングサービスは法人のみを対処としているため、個人事業主は申し込めません。個人事業主の方でファクタリングサービスを利用したい場合には、他社のサービスを比較し利用すると良いでしょう。

売掛先からの入金が5営業日以内の場合は確定債権であっても申し込めない

確定債権の売掛先からの入金が5営業日以内の場合には、サービスを申し込めないため注意しましょう。あらかじめお手持ちの確定債権が利用できるかどうか確認しておきましょう。

anewの利用手順

anewの利用手順

anewの利用手順は次のとおりです。

  1. 申し込み
  2. 登録
  3. 見積もり・振込み

申し込みの際には先程解説した必要な書類の「昨年度の決算書一式」・「入出金明細」・「売却予定の請求書」が必要です。申し込みが完了したら代表者の本人確認書類を提出し登録します。提出した情報をAIが審査し契約するかどうかを決定します。必要な書類が不備なく揃っている場合、審査を開始してから24時間以内を目安に見積もり結果が報告されます。見積もり結果の報告後、満足行く結果でない場合にはキャンセル可能です。満足行く結果であった場合は契約手続きに移り、契約完了後、申し込み時に提示した銀行口座に振り込まれます。

anewの口コミ・評判

anewの口コミ・評判

anewの口コミや評判をいくつか紹介します。

また困った時は利用したい
会社規模:小
卸売・小売業


初めてクラウドファクタリングを利用しました。 オンライン完結だから面談がないのは良い、ただ必要書類が揃っていなかったので審査に時間がかかってしまった。その為、審査が通って入金されるまで迅速とはいかなかった。ただAI審査なので手数料が低いのは素晴らしい。大体のファクタリング会社は10~20%なので、大変助かってます。
引用:FACTORING会社の口コミ

手続きがオンライン完結であるため、手間が少なく便利なようです。必要な書類が揃っていないと迅速な資金調達ができなくなるようなため、あらかじめ準備しておきましょう。

銀行の安心感がある
会社規模:小
建設業


取引銀行の新生銀行も関与しているとのことで、安心感がありました。 ファクタリングは久しぶりだったのですが、チャットで色々教えてもらえたので、問題なく資金調達することができました。売掛金のうち、必要な分だけ現金化でき、手数料を無駄に払わずに済んだことも良かったです。
引用:FACTORING会社の口コミ

銀行が事業に関わっていることで安心感があるようです。

振込までの日数が短い
会社規模:小
製造業


面談不要で申し込みができたため、日程調整や事務所に出向く必要がなく、その分必要な日数を短縮することができました。 振込までの対応も迅速で、以前使っていたファクタリング会社より短い期間で売掛金を現金化できました。
引用:FACTORING会社の口コミ

anewはスピーディな対応を実現しているようで、短期間での資金調達を期待している方におすすめのサービスです。

法人向けに特化されている
会社規模:小
その他サービス業


資金調達コンサルに関わる人間として、オルタの名前は最近よく聞きます。私自身、個人事業者に対してオルタを勧めたこともありました。さすがにそこのOEM提供によるサービスを利用するとは思ってもみませんでしたが。 オルタとの違いは明確で、法人企業向けだという点です。実際に利用してみて、数百万からの資金を数日で確保できるのは確かに魅力的だと感じました。 支払いサイトへの対応も柔軟です。中には2、3ヶ月先の後払いという取引先もあったのですが、問題なく買取をお願いできました。
引用:FACTORING会社の口コミ

法人のみを対象としていることで多額の資金を短期間で確保できるようです。

手数料はそこまで安くはない 
会社規模:小
運輸・倉庫業


他のクラウドファクタリングと比較すると、手数料では見劣りします。例えばインフォマートの請求書買取サービスは、ここよりも低い手数料でした。 anewを選んだのは、インフォマートの審査に落ちたからです。あちらは、大きめの案件をメインに手掛けている印象を受けました。 anewは審査は通りやすいです。長所短所で言うと、この会社の長所は柔軟な審査で、短所は手数料のように思います。
引用:FACTORING会社の口コミ

他社のクラウドファクタリングにはanewより手数料が低いサービスがあるようです。しかし、anewの審査は柔軟で通りやすいようですので、他社サービスと比較し、自身に合うものを選ぶとよいでしょう。

安価な2社間サービス
会社規模:小
製造業


生活雑貨の企画製造などを行っています。主要販売先は国内の小売大手で、当社の売上に占める割合は7割ほど。 当初は3社間ファクタリングを検討していました。しかし3社間は大手取引先の信用を失う恐れがあり、諦めざるを得ませんでした。割安な2社間ファクタリングはないものかと探して見つけたのがanewです。 割安と言っても2社間には違いないので、3社間と比べれば割高感は否めません。しかし他社の2社間と比べると、十分に利用しやすい金額でした。
引用:FACTORING会社の口コミ

取引先の信用を気にしている方は2社間ファクタリングを選択しますが、手数料の高さがネックになる場合があります。しかし、anewは他社の2社間ファクタリングと比較すると低い手数料で利用しやすいサービスです。2社間ファクタリングを利用しようとお考えの方は選択肢の中にanewを入れ、比較検討すると良いでしょう。

oltaとの違いはあまりない 
会社規模:小
製造業


数百万単位の資金ニーズがある企業向けのサービスであって、うちみたいに社長が経理を兼ねてるような零細にはoltaと同様に思えます。 ホームページを見た感じだと手数料はoltaと同じですし、審査もoltaが担当しています。oltaを使ったことがある立場から言わせてもらうと、実際にほぼ同一の手数料でした。 銀行が噛んでるから手数料は安い、という訳ではないのでご注意ください。
引用:FACTORING会社の口コミ

中小企業でも問題ありません
会社規模:小
製造業


アニューはコンサル会社からの紹介です。検討を後押しした要因としては、「法人ならどこでも」という間口の広さです。買取金額に下限が設けられておらず、弊社のような中小部品製造業との相性は良いものでした。初めてのファクタリングにしてはまずまずの結果を得られて良かったす。
引用:FACTORING会社の口コミ

買取金額に下限が設定されていないサービスは珍しく、売掛金が比較的安い企業であってもanewであれば利用できます。売掛金の下限により他社ファクタリングサービスを利用できなかった方は一度anewに相談してみると良いでしょう。

こういうファクタリングを探していた
会社規模:小
製造業


1000万規模の売掛金に対応しているクラウドファクタリングはここくらいではないでしょうか。当然手続きの全てがオンラインで、書類を郵送する必要さえありません。それでいて手数料が低く抑えられているのですから、非常に良く出来たサービスだと思います。
引用:FACTORING会社の口コミ

売掛金の規模が大きくてもanewでは対応しているようです。また、手続きが簡単で手数料も低く抑えられていることで、利用者のニーズに対応しています。

広告業には向きません
会社規模:小
広告・WEB制作業


広告業界では案件の大小に関わらず、短いプロジェクトでも入金まで3ヶ月以上かかることは多々あります。長期プロジェクトならその間取引先や出稿先への支払いが頻繁に発生するため、毎月の資金確保が課題となっていました。その解決手段をファクタリングに求めたのですが、残念ながらanewは当社の最適解ではなかったようです。入金まで3ヶ月以上という点が審査で引っかかり、結果的に限られた金額の中でのファクタリングとなってしまいました。
引用:FACTORING会社の口コミ

入金まで3ヵ月以上かかってしまう請求書の場合は審査に引っかかり、希望金額のファクタリングはできないようです。申し込みの際に担当に、どのくらいファクタリングできるか相談し、利用を検討すると良いでしょう。

利用要件が厳しい
会社規模:小
建設業


実は法人化して間もない頃に申し込んだことがあり、その時は必要書類の1つである直近7ヶ月分の入出金明細を用意できなかったため、利用できませんでした。個人事業主時代から使ってる口座の明細書で代用できないかと問い合わせたのですが、法人口座に限るの一点張りです。結局その時はOLTAの方で請求書を売却しました。今回始めてanewを使ってみて、有用性は感じられました。OLTAの上位互換とも言えますが、利用に際して一定のハードルが存在するというのは留意すべき点です。
引用:FACTORING会社の口コミ

法人であることを証明できない場合には、anewを利用することは難しいようです。法人化して間もない状態で決算書がない方は次の書類が必要になります。利用する前に用意しておくと迅速に対応してもらえるでしょう。

法人設立の場合 試算表(貸借対照表・損益計算書)
法人名義口座の4カ月分の入出金明細
法人成りの場合 試算表(貸借対照表・損益計算書)
法人名義口座または法人+個人事業主で通算して4カ月分の入出金明細

まとめ

まとめ

本記事では、anewのサービス内容やメリット・デメリット、利用手順、口コミ・評判を詳しく解説しました。anewはクラウドファクタリングを実施するOLTA株式会社と金融機関のSBI新生銀行が共同してサービスを提供しています。手数料の低さや簡単な手続き、契約後最短即日の振込みなどの利点があります。申し込み時に必要な書類を用意しておくと迅速に対応してもらえ、資金調達を効果的に行なえます。ファクタリングサービスの利用をお考えの方は、anewの利用を検討してみてください。