中小企業の主な資金調達の手段は、現在も銀行融資ですが、新たな資金調達手段として普及してきたのが、ファクタリングです。
しかし、2020年頃から大流行した新型コロナウイルス感染症により、急速に普及したのがネット完結ファクリングです。
このように急速に普及したのは、これまで一般的だった対面式のファクタリングを実施することが難しくなったからです。
この記事では、ネット完結ファクタリングについて、メリット・デメリットを解説するとともに、おすすめ業者5選を紹介します。
ネット完結ファクタリングとは
ネット完結ファクタリングとは、売掛債権の譲渡により資金調達するファクタリングの手続きをすべてインターネットで完結するファクタリングのことです。
一般的には「オンラインファクタリング」と呼ばれていますが、「クラウドファクタリング」と呼ばれることもあります。
ネット完結ファクタリングの特徴として、インターネット環境があり、パソコンやスマホさえあれば、日本全国からファクタリングの手続きができることが挙げられます。
ファクタリングは、資金調達の新たな手段であり、近年普及してきました。
というのは、中小企業や個人事業主にとって、銀行などの金融機関からの融資よりもファクタリングのほうが資金調達しやすいからです。
ファクタリングが金融機関の融資よりも圧倒的に優れているのは、最短即日で資金調達できるところです。
これまでのファクタリングの手続きは、対面で行うのが一般的でした。
しかし、新型コロナウイルス感染症が大流行したことにより、ネット完結ファクタリングが急速に普及しました。
というのは、コロナ禍では、感染拡大を防ぐため、対面ではなくリモートで接客することが求められたからです。
こうして、ネット完結ファクタリングは、一気に普及したのです。
ネット完結ファクタリングのメリット
コロナ禍で、急速に普及したネット完結ファクタリングには、メリット・デメリットがあります。
そこで、ここからは、ネット完結ファクタリングのメリット・デメリットを解説します。
ネット完結ファクタリングの主なメリットとして、次の6つが挙げられます。
- 最短即日で入金可能
- 手数料が安い
- 資金調達コストを削減できる
- スマホだけで申込みから入金まで可能
- 日本全国から利用できる
- 悪徳業者に欺(だま)されにくい
それぞれについて、解説します。
最短即日で入金可能
ネット完結ファクタリングのメリットとして、まず挙げられるのが最短即日で入金可能なことです。
対面せずにインターネット上で完結できるので、資金調達までの一部の手続きが省略されることから、入金までのスピードが圧倒的に速くなるからです。
銀行などの融資よりも早く資金調達できるのはもちろん、従来の対面式のファクタリングよりも早く資金調達が可能になります。
つまり、ネット完結ファクタリングのほうが、従来の対面式のファクタリングよりも、最短即日で資金調達できる可能性が高くなるということです。
手数料が安い
ネット完結ファクタリングの2つ目のメリットとして、手数料が安いことが挙げられます。
というのは、対面式のファクタリングと比べ、ネット完結ファクタリングは、人件費などのコストを抑えることができるからです。
手数料が安ければ、入金される資金も多くなることから、ネット完結ファクタリングのメリットになります。
資金調達コストを削減できる
ネット完結ファクタリングの3つ目のメリットとして、資本調達コストを削減できることが挙げられます。
というのは、ファクタリングの申込みから入金までの手続きがすべてインターネット上で完結するため、手間や費用を削減することができるからです。
例えば、対面式のファクタリングの場合、実際にファクタリング業者の事務所に出向いたり、契約書を郵送したりするなど時間的な手間がかかります。
金銭的にも、事務所への往復の交通費や郵送費、契約書に貼る収入印紙代などの費用がかかります。
一方、ネット完結ファクタリングの場合、契約は電子契約のため、事務所へ出向くことも、契約書を郵送することも必要ありません。
ネット完結ファクタリングにおいて、手数料が安くなるのは、ファクタリング業者のコストが削減されるからです。
一方で、ファクタリング利用会社のコスト削減にもなります。
スマホだけで申込みから入金まで可能
ネット完結ファクタリングの4つ目のメリットとして、スマホだけで申込みから入金まで可能なことが挙げられます。
というのは、ネット完結ファクタリングの場合、必要書類の提出や契約の締結などすべての手続きが、インターネット上で可能になるからです。
スマホでできるということは、パソコンでもファクタリングのすべての手続きができます。
スマホだけで、ファクタリングによる資金調達ができることは、中小企業や個人事業主にとって大きなメリットになります。
なぜなら、中小企業や個人事業主にとって、コスト削減になるからです。
日本全国から利用できる
ネット完結ファクタリングの5つ目のメリットとして、日本全国から利用できることが挙げられます。
ファクタリング業者が近くにない地方にある会社でも、ネット完結ファクタリングであれば、利用することが可能だからです。
一方、対面式のファクタリングの場合、ファクタリング業者の事務所まで移動する必要があるため、地方にある会社にとって容易ではありません。
ファクタリング業者にとっても、日本全国をサービスの対象にできることから、新規顧客を獲得するチャンスになります。
そのため、ファクタリング業者と利用者双方のメリットになります。
悪徳業者に欺(だま)されにくい
ネット完結ファクタリングの6つ目のメリットとして、悪徳業者に欺(だま)されにくいことが挙げられます。
というのは、悪徳業者は取引の明細をできるだけ残したくないため、ネット完結ファクタリングをやりたがらないからです。
ファクタリングは、融資のように国や都道府県知事による貸金業登録を受ける必要がないため、悪徳業者が入り込みやすくなっています。
しかも、ファクタリング業者を装ったヤミ金業者が紛れているため、悪徳業者を見極めるのはなかなか難しくなっています。
しかし、悪徳業者がやりたがらないネット完結ファクタリングを利用することにより、悪徳業者の回避につながります。
そのため、ネット完結ファクタリングには、悪徳業者に欺されにくいというメリットがあるのです。
ネット完結ファクタリングのデメリット
ネット完結ファクタリングのメリットに続いて、デメリットを解説します。
ネット完結ファクタリングの主なデメリットとして、次の3つが挙げられます。
- 3社間ファクタリングには対応していない(2社間のみ対応)
- 対面取引より融通が利かない
- 必要書類をオンラインで送信する必要がある
それぞれについて、解説します。
3社間ファクタリングには対応していない(2社間のみ対応)
ネット完結ファクタリングのデメリットとして、まず挙げられるのが、3社間ファクタリングには対応していないことです。
というのは、3社間ファクタリングの場合、売掛先の同意を得る必要があるため、オンラインのみでは契約までに時間がかかってしまうからです。
また、3社間ファクリングよりも2社間ファクタリングの利用者のほうが圧倒的に多いという理由もあります。
ファクタリングには、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがあります。
2社間ファクタリングは、ファクタリング利用会社とファクタリング業者による2社間契約です。
一方、3社間ファクタリングは、上記の2社に売掛先を加えた3社間契約になります。
また、3社間ファクタリングは、売掛先の同意を得る必要があるため、債権譲渡することが売掛先にバレてしまいます。
債権譲渡することが売掛先にバレると、自社の資金繰りが悪化しているのではないかと疑われるおそれがあるというデメリットがあります。
そのため、3社間ファクリングよりも2社間ファクタリングの利用者のほうが圧倒的に多くなっているのです。
その結果、原則として3社間ファクタリングには対応せず、2社間ファクタリングのみ対応しているのです。
対面取引より融通が利かない
ネット完結ファクタリングの2つ目のデメリットとして、対面取引より融通が利かないことが挙げられます。
というのは、ネット完結ファクタリングでは、対面せずに必要最低限の申込情報をもとに審査するため、申込会社の事情が考慮されないからです。
最近、導入されているAI(人工知能)を使った審査の場合、より機械的な審査になるため、融通が利かないという傾向が顕著になります。
つまり、対面取引であれば、説明やアピールすることにより自社の事情が考慮されるため、ファクタリング審査に通過する可能性が高くなるということです。
具体的には、対面すれば、売掛先や自社の数字では表せない経営状況を説明したり、基準に達していない売掛債権額であったとしてもアピールしたりすることができます。
このように、対面取引であれば、融通が利く場合があるにもかかわらず、ネット完結ファクタリングでは融通が利かないのです。
必要書類をオンラインで送信する必要がある
ネット完結ファクタリングの3つ目のデメリットとして、必要書類をオンラインで送信する必要があることが挙げられます。
スマホやパソコンが苦手な方は、必要書類をオンラインで送信するのに、必要以上に時間がかかってしまうおそれがあるからです。
そのため、スマホやパソコンが苦手な方は、ネット完結ファクタリングではなく、一般的なファクタリング業者を利用したほうがいいかもしれません。
しかし、スマホやパソコンで必要書類をオンラインで送信する作業は、やり方を覚えてしまえば、それほど難しい作業ではないので、スマホやパソコンが苦手な方でもやってみることをおすすめします。
ネット完結ファクタリングの流れ
ネット完結ファクタリングの流れですが、ネット完結(オンライン)以外は、一般的なファクタリングとほとんど同じです。
ネット完結ファクタリングの流れは、次のようになります。
- 公式サイトから申込フォームで申し込む
- 必要書類をアップロードして送信する
- ファクタリング業者による審査
- 審査結果の通知
- 契約締結
- 指定口座へ入金
①公式サイトから申込フォームで申し込む
まずは、公式サイトの申込フォームを入力した上で申し込みます。
ネット完結ファクタリングで最も注意すべきは、入力ミスをしないことです。
というのは、入力された情報が機械的に審査されることから、間違った情報が入力された場合、審査に落ちる可能性が高くなるからです。
②必要書類をアップロードして送信する
ネット完結ファクタリングを申し込む際、必要な書類は次のようになります。
- 本人確認書類
- 銀行口座の入出金履歴(通帳など)
- 売掛金の請求書など
ネット完結ファクタリングの必要書類は、一般的なファクタリングよりも少なくなっています。
③ファクタリング業者による審査
ネット完結ファクタリングの審査は、一般的なファクタリングの審査よりも早く終わります。
入金されるスピードは速いのですが、最短即日という意味ではそれほど大きな違いはありません。
というのは、最短即日で入金を希望する場合、できるだけ早めに申込みしなければいけないことに変わりはないからです。
④審査結果の通知
審査終了後、審査結果が通知されます。
⑤契約締結
審査結果の通知後、契約書がメールで送られてきます。
ファクタリングの契約書は、債権譲渡契約書になるので、確認してください。
さらに、契約書の内容について、よく確認して、わからない点は、ファクタリング業者にわかるまで質問してください。
特に手数料について「高すぎないか」どうかをチェックすることが重要です。
というのは、手数料が高すぎる場合、悪徳業者の可能性があるからです。
ネット完結ファクタリングの場合は、印鑑は必要なく、契約に同意するだけで契約が締結されます。
⑥指定口座へ入金
契約が締結されると、指定口座へ入金されます。
売掛先から売掛金の支払いがあったら、ファクタリング業者へ売掛金を振り込めば、ネット完結ファクタリングは終了です。
ネット完結ファクタリング業者を選ぶ際のポイントとは
ネット完結ファクタリング業者を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。
ここでは、ネット完結ファクタリング業者を選ぶ際のポイントを解説します。
ネット完結ファクタリング業者を選ぶ際の主なポイントは、次の5つになります。
- 最短即日で入金可能か
- 手数料は安いか
- 個人事業主やフリーランスの利用は可能か
- 売掛債権が買取可能額に達しているか
- ファクタリング業者の信用性
最短即日で入金可能か
ネット完結ファクタリング業者を選ぶ際のポイントとして、まず挙げられるのが最短即日で入金可能かという点です。
ネット完結ファクタリングの利用を検討している方の中には、最短即日で資金調達したいという方が多いのではないでしょうか。
最短即日での入金を希望する場合は、事前にファクタリング業者に問い合わせることをおすすめします。
というのは、最短即日での資金調達に対応しているか、対応している場合、いつまでに申込みをすれば、最短即日で入金が可能かなどを具体的に教えてくれるからです。
公式サイトを見ただけでは、わからないことがありますので、問い合わせることをおすすめします。
手数料は安いか
ネット完結ファクタリング業者を選ぶ際の2つ目のポイントとして、手数料は安いかという点が挙げられます。
メリットのところで解説したとおり、ネット完結ファクタリングの手数料は、対面式のファクタリングよりも安くなっています。
しかし、ネット完結や対面を問わず、ファクタリングの手数料が安いかどうかを事前に問い合わせて、確認することをおすすめします。
というのは、ファクタリング業者の中には、ヤミ金業者が紛れている可能性があるため、高額な手数料がかかる業者がいるからです。
また、ファクタリング手数料は安ければ安いほど、調達できる資金が増えるため、できるだけ安い手数料のファクタリング業者を選んだほうがお得になります。
個人事業主やフリーランスの利用は可能か
ネット完結ファクタリング業者を選ぶ際の3つ目のポイントとして、個人事業主やフリーランスの利用は可能かという点が挙げられます。
というのは、ネット完結ファクタリングに限らずファクタリング業者の多くは、法人を対象としており、個人事業主を対象としている業者は決して多くないからです。
そのため、個人事業主やフリーランスの方がファクタリング業者を利用する場合は、個人事業主やフリーランスを対象にしているかを確認する必要があります。
ただし、ファクタリング業者の中には、個人事業主やフリーランス向けの業者もあります。
売掛債権が買取可能額に達しているか
ネット完結ファクタリング業者を選ぶ際の4つ目のポイントとして、売掛債権が買取可能額に達しているかという点が挙げられます。
というのは、売掛債権が買取可能額に達していない場合、ファクタリングを利用できないからです。
買取可能額は、ファクタリング業者によって違っており、1万円の業者もあれば、100万円の業者もあります。
そのため、ファクタリングを利用する際は、買取可能額を確認する必要があります。
悪徳業者ではないか
ネット完結ファクタリング業者を選ぶ際の5つ目のポイントとして、悪徳業者ではないかという点が挙げられます。
というのは、ファクタリング業者の中には、ファクタリング業者を装ったヤミ金業者などの悪徳業者が紛れている可能性があるからです。
悪徳業者かどうかを見極めるには、まず、公式サイトの会社概要を確認することが有効です。
会社概要には、運営会社の情報が掲載されているので、悪徳業者かどうかを判断する際の参考になるからです。
会社概要のうち、確認すべき点は次のとおりです。
- 会社名
- 住所
- 代表者
- 事業内容
- 資本金 など
ただし、悪徳業者かどうかを見極めるのは、容易ではないので、手数料が高すぎるなど他の点にも注意が必要です。
ネット完結ファクタリング5選
ネット完結ファクタリングに対応している、ファクタリング業者5選を紹介します。
紹介する5社のファクタリング業者は、次のとおりです。
- アクセルファクター
- ラボル
- FREENANCE(フリーナンス)
- ペイトナーファクタリング
- ネクストワン
アクセルファクター
入金スピード | 最短即日(審査は最短1時間) |
---|---|
手数料 | 10%~(100万円以下) 5%~(100万円超~500万円) 2%~(500万円超~1,000万円) 要相談(1,000万円超) |
買取可能額 | 30万円~上限なし |
審査通過率 | 93% |
対象者 | 法人、個人事業主 |
取引方法 | 対面もあり |
受付時間 | 平日10:00~19:00 |
運営会社 | 株式会社アクセルファクター |
アクセルファクターは、対面だけでなく、ネット完結ファクタリングにも対応しています。
さらに法人だけでなく、個人事業主の利用も受け付けています。
ただし、最低買取可能額が30万円となっているため、少額の売掛債権を譲渡したい個人事業主にとっては、やや高すぎるかもしれません。
入金スピードが速く、手数料が安いほか、審査通過率が高いというメリットがあります。
また、ネット完結だけでなく、対面にも対応していることから、柔軟に対応してくれるというメリットもあります。
ラボル
入金スピード | 最短60分 |
---|---|
手数料 | 10% |
買取可能額 | 1万円~ |
審査通過率 | 非公開 |
対象者 | 法人、個人事業主・フリーランス |
取引方法 | 対面なし |
受付時間 | 24時間365日即時振込対応 |
運営会社 | 株式会社ラボル |
ラボルは、フリーランス・個人事業主向けのファクタリングサービスです。
フリーランス・個人事業主だけでなく、小規模企業者などの法人にも対応しています。
そのため、手数料は10%(2社間ファクタリング)と低く、売掛債権の買取可能額が1万円からとなっていることなどから、フリーランス・個人事業主には利用しやすくなっています。
さらに、決算書や入出金明細、契約書などの提出は不要です。
ラボルは、対面取引には対応しておらず、ネット完結ファクタリングのみ利用可能となっています。
FREENANCE(フリーナンス)
入金スピード | 最短即日(最短30分) |
---|---|
手数料 | 3~10% |
買取可能額 | 1~1,000万円 |
審査通過率 | 非公開 |
対象者 | 法人、フリーランス・個人事業主 |
取引方法 | 対面なし |
受付時間 | - |
運営会社 | GMOクリエイターズネットワーク株式会社 |
FREENANCE(フリーナンス)は、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営するフリーランス・個人事業主向けの金融サービスです。
フリーナンスでは、「フリーナンス即日払い」というファクタリングサービスを提供しています。
そのため、手数料や買取可能額が低く設定されています。
しかし、フリーランス・個人事業主だけでなく、法人も利用可能です。
対面取引には対応していないため、フリーナンスはネット完結ファクタリングになります。
ペイトナーファクタリング(旧yup先払い)
入金スピード | 最短10分 |
---|---|
手数料 | 10% 振込手数料:250円 |
買取可能額 | 1~25万円(初回) (2回目以降の利用実績に応じて、最大100万円まで拡大) |
審査通過率 | 非公開 |
対象者 | 法人、個人事業主・フリーランス |
取引方法 | 対面なし |
受付時間 | 平日10~19時(土日祝日は休み) |
運営会社 | ペイトナー株式会社(旧yup株式会社) |
ペイトナーファクタリングは、フリーランス向けのオンライン型ファクタリングサービスです。
ペイトナーファクタリングの特徴として、最短10分という入金スピードの速さや手数料が10%で固定されていることなどが挙げられます。
しかし、入金スピードが速い分、買取可能額が初回25万円まで、2回目以降は利用実績に応じて最大でも100万円までと低くなっています。
このように買取可能額が低く設定されているのは、入金スピードの速さを重視しているため、リスクの高い売掛債権を買い取っているからです。
ネクストワン
入金スピード | 最短即日 |
---|---|
手数料 | 5~10%(2社間ファクタリング) 1.5~8%(3社間ファクタリング) |
買取可能額 | 30万円~上限なし |
審査通過率 | 96% |
対象者 | 法人のみ |
取引方法 | 対面もあり |
受付時間 | 9:00~19:00 |
運営会社 | 株式会社ネクストワン |
ネクストワンは、法人専門のファクタリング業者であるため、個人事業主は利用することができません。
法人であれば、最短即日の入金にも対応しており、審査通過率は96%を誇っているため、ファクタリングを利用しやすいサービスになります。
買取可能額は、30万円から上限なしとなっていますが、5,000万円を超える場合は、審査に数日かかることがあります。
ネクストワンは、ネット完結ファクタリングだけでなく、対面ありのファクタリングにも対応しているため、どちらかを選択することができます。
また、2社間・3社間ファクタリングがあるため、こちらも選択可能です。
2社間ファクタリングの場合、債権譲渡登記が原則必須となっていますが、相談することが可能です。
まとめ
この記事では、ネット完結ファクタリングについて、メリット・デメリットを解説するとともに、おすすめ業者5選を紹介しました。
ネット完結ファクタリングとは、ファクタリングの申込みから入金までのすべての手続きをインターネット上で完結するファクタリングのことです。
「オンラインファクタリング」や「クラウドファクタリング」と呼ばれることもあります。
ネット完結ファクタリングには、スマホやパソコンさえあれば、資金調達できるなどのメリットがあり、まとめると次のようになります。
ネット完結ファクタリングのメリット
- 最短即日で入金可能
- 手数料が安い
- 資金調達コストを削減できる
- スマホだけで申込みから入金まで可能
- 日本全国から利用できる
- 悪徳業者に欺(だま)されにくい
一方で、次のようなデメリットもあります。
ネット完結ファクタリングのデメリット
- 3社間ファクタリングには対応していない(2社間のみ対応)
- 対面取引より融通が利かない
- 必要書類をオンラインで送信する必要がある
ネット完結ファクタリングの手続きの流れやネット完結ファクタリング業者を選ぶ際のポイントについても解説しました。
法人専門のファクタリング業者がある一方、個人事業主・フリーランス向けのファクタリング業者もあります。
ネット完結ファクタリング業者の利用を検討する際は、この記事を参考にしていただければ幸いです。