【安心・信頼】大手ファクタリング会社15社を一挙紹介!選び方も徹底解説

「今すぐ資金が必要だけど、どのファクタリング会社を選べばいいのだろうか」
「取扱金額が大きいので、しっかりしたファクタリング会社を選びたいのだけど」

資金調達として、ファクタリングを検討する際、どのファクタリング会社を選べばいいのか迷いますね。
悪徳業者に引っかからないよう、しっかりしたファクタリング会社を選びたいものです。

本記事では、大手ファクタリング会社の選び方について解説します。
どのような点に注意してファクタリング会社と取引したらいいのか、大手ファクタリング会社の種類、また、それぞれの種類での大手ファクタリング会社を15社紹介します。
ファクタリング会社選びの参考にしてください。

【6点】大手ファクタリング会社の選び方のチェックポイント

多くのファクタリング会社がありますが、事業者に適したファクタリング会社は、それぞれの規模や業種等により異なります。
ファクタリング会社を選ぶ際に、押さえておきたいポイントは次の6点です。
それぞれについて紹介しましょう、

  • 取引形態がマッチしているか
  • 適正な手数料であるか
  • 資金調達日数が妥当か
  • 買取金額の上限・下限が適切か
  • 償還請求権の有無はどうか
  • ファクタリング会社の経営規模や営業実績はどうか

取引形態がマッチしているか

ファクタリングには、売掛金と買い取って資金調達を行う「買取型」と、取引先において、不測の事態が発生した場合、ファクタリング会社に売上債権を保証してもらう「保証型」があります。

「買取型」ファクタリングにも、2種類あります。申込先(債権者)とファクタリング会社とで契約を行う「2社間ファクタリング」、申込先(債権者)とファクタリング会社、および販売先(債務者)との間でやりとりを行う「3社間ファクタリング」です

事業者にとって、どの取引形態が適しているのかを検討して申し込みましょう。

適正な手数料であるか

ファクタリング会社は、通常、債務者である取引先を審査して手数料を決めるのが一般的です。
2社間ファクタリングは9~20%、3社間ファクタリングは1~10%が相場とされています

2社間ファクタリングの手数料が3社間ファクタリングより高いのは、申込先の持ち逃げ等、未回収リスクが高いためです。
3者間ファクタリングは、債権譲渡により、販売先が直接ファクタリング会社に入金するため手数料が低く設定されています。

ファクタリング会社により、手数料はまちまちですので、複数のファクタリング会社に問い合わせて、低い手数料を提示したファクタリング会社を選択するのが賢明でしょう

資金調達日数が妥当か

急な出費が発生した場合、いかにスピーディーに資金調達が可能であるかも、ファクタリング会社を選ぶ際のポイントの一つと考えられます。
資金調達日数は、ファクタリング会社によりさまざまです。
申込から現金化まで、2~3日かかるファクタリング会社や、独立系ファクタリング会社の中には、申込当日に事業者の口座に資金を入金するファクタリング会社もあります。

即日入金が可能なファクタリング会社は、ネット上でファクタリング契約を行うのが一般的です
事業者は、資金繰りにマッチしたファクタリング会社選びができます。

買取金額の上限・下限が適切か

買取金額の上限、あるいは下限の金額を把握するのも、ファクタリング会社選びの重要な要素です。
下限買取金額が数十万円のファクタリング会社や、1億円以上の売掛金でも買取可能なファクタリング会社等さまざまです。
中には、下限の買取価格を定めていないファクタリング会社もあるので、少額債権でも買い取ってもらえ、中小企業や個人事業主に向いているかもしれません
逆に、上限金額が無制限といったファクタリング会社もあるので、高額な売掛債権を有する事業者には適しているでしょう。

償還請求権の有無はどうか

償還請求権の有無も、ファクタリング会社選びには注意すべきポイントです。
償還請求権とは、債務者である販売先が回収不能となった場合、ファクタリング会社は、債権者である申込先に請求できる権利のことです。
償還請求権がファクタリング契約に付いている場合、販売先が倒産等して売掛金を支払えなくなると、申込先がファクタリング会社に入金することとなります。

ファクタリング契約には、償還請求権が付与されていないのが一般的です
まれに、償還請求権を契約書に付けているファクタリング会社もあるので、注意しましょう。

ファクタリング会社の経営規模や営業実績はどうか

ファクタリング会社の経営規模や営業実績についてもチェックしましょう。

例えば、ファクタリング会社の社歴が長いほど信頼度が増しますし、ファクタリング会社の親会社が上場会社であれば、ファクタリング会社の社歴が浅くても、安心して取引できるのではないでしょうか。
ファクタリングを検討する場合、ファクタリング会社をリサーチするのを推奨します。

【3パターン】大手のファクタリング会社の種類


大手のファクタリング会社の種類は、主に以下の3パターンが存在します。

  • 独立系ファクタリング会社
  • ノンバンク系ファクタリング会社
  • 銀行系ファクタリング会社

それぞれについて説明します。

独立系ファクタリング会社

独立系ファクタリング会社とは、銀行やクレジット会社ではない、独自で運営しているファクタリング会社です。
独立系ファクタリング会社には、次の特徴があります。

  • 審査のスピードおよび柔軟さ
  • 必要書類の省力化

独立系ファクタリング会社の多くは、審査において、スピーディーに対応しているところが多いです。
1時間足らずで見積書の提示を行っているファクタリング会社もあります。
利用者の事業実態を勘案し、柔軟な対応をしてくれるファクタリング会社が多いため、審査通過率が高い点も特徴です

必要書類が少ないのも独立系ファクタリング会社の魅力です。
金融機関の融資で資金調達を行う場合、通常、申し込みに際し、多くの書類を準備します。
独立系ファクタリング会社では、本人確認資料や請求書や契約書等取引が証明できる書類、および取引履歴がわかる預金通帳の写しで必要書類が事足りるケースが大半です

ノンバンク系ファクタリング会社

ノンバンクとは通常、以下の業態を指します。

  • リース会社
  • 信販会社
  • 消費者金融

ノンバンク系ファクタリング会社の特徴として次の点があります。

  • 審査が1週間ほど
  • 手数料は5~15%が相場

ノンバンク系ファクタリング会社の審査は、1週間ほどかかります。
即日に審査結果が判明する独立系と、2~3週間かかる銀行系との中間といえるでしょう。
手数料は、5~15%が相場とされており、審査に要する期間同様、2~20%が相場の独立系、5%以下が目安の銀行系の中間に位置しています。
銀行系ファクタリング会社の審査に落ち、高い手数料は払いたくないと考えている事業者に適しているかもしれません

銀行系ファクタリング会社

銀行系ファクタリング会社は、メガバンクや地方銀行の系列およびグループ会社であるファクタリング会社です。

主な特長として、以下の点があります。
信用力が高いものの審査が厳しい
取扱金額が高額

銀行系ファクタリング会社は、銀行グループの一員であるので、信用性が高いです。
そのため、審査は、銀行が行う融資の審査同様、厳しいです
審査の結果が出るまで2~3週間ほどかかることがほとんどですので、即日資金調達を考えている事業者には向いていないでしょう

銀行系ファクタリング会社は、保証ファクタリングや国際ファクタリングなどを取り扱っており、取扱金額は高額です。手数料は、5%以下のところがほとんどで、最低取扱金額は200万円以上が大半です。上限金額が数億円、審査結果によってはそれ以上に金額を取り扱っており、規模の大きな会社に向いているといえます。

【11社】独立系大手ファクタリング会社

ここであげる独立系大手ファクタリング会社は以下の10社です。
それぞれ紹介します。

  • PMG
  • 資金調達ペイ
  • 日本中小企業金融サポート機構
  • ビートレーディング
  • OLTA(オルタ)
  • アクセルファクター
  • QuQuMo(ククモ)
  • フリーナンス
  • ペイトナー ファクタリング
  • マネーフォワード アーリーペイメント
  • ベストファクター

PMG


画像引用元:PMG

ファクタリング種類 2社間/3社間
調達スピード 最短即日
手数料 2%~9%
調達可能金額 50万円~2億円
契約方法 オンライン・対面・郵送
対面窓口 東京・大阪・福岡
必要書類 ・規定の申込書
・通帳のコピー
・請求書や注文書など

PMGは、審査結果は平均30分以内、最短10時間で資金調達が可能なファクタリング会社です。
他社からの乗り換え率は98%、リピート率は96%、および手数料は2%〜で、信頼と実績を兼ね備えています。
調達可能金額は最大2億円で、利用者が気になる顧客情報についても、Pマーク ISO/IEC 27001を取得しており、個人情報の保護体制がしっかり完備。
また、4年連続で「顧客満足度」「スタッフ対応満足度」「対応スピード満足度」でNo.1を獲得しています

コンサルタント事業も手がけており、資金繰りの安定化や経営改善の実行までサポートを行い、オンライン以外にも、東京・大阪・福岡に窓口があり、対面での取引を考えている事業者の利便性にも応えています。

資金調達ペイ


画像引用元:資金調達ペイ

ファクタリング種類 2社間/3社間
調達スピード 最短即日
手数料 2%~9%
調達可能金額 50万円~2億円
契約方法 オンライン・郵送
必要書類 ・直近3ヶ月分の通帳のコピー
・身分証明書
・審査申込書
(仮審査で請求書が必要)

資金調達ペイのファクタリングは、最短5分で見積書が送られてくる「仮審査」があるファクタリング会社です。
Webサイトのフォームから請求書の写真を送付、あるいは、FAXで送信するかのいずれかで、仮審査が行われ、利用者が見積書の内容に納得すれば、本審査、契約へと続きます。

急な出費が発生し、金融機関の融資では間に合わない場合、資金調達ペイであれば、円滑な資金繰りをサポートが見込めます。

手数料は、10%を下回っています。比較的低い手数料であるといえるでしょう。

日本中小企業金融サポート機構


画像引用元:日本中小企業金融サポート機構

ファクタリング種類 2社間/3社間
調達スピード 最短即日
調達可能金額 制限なし
契約方法 オンライン・郵送

日本中小企業金融サポート機構は経営革新等支援機関と認定されている一般社団法人です。
ファクタリング業務において、買取金額の上限がないのが特徴で、高額な資金調達にも対応可能です
Webサイトに、「即日調達診断」ツールがあり、調達希望額と手持ちの売掛金の2つの質問に回答するだけで調達額が確認可能です。
どれくらい資金が調達可能なのかがわかるツールなので、資金繰りの目安として重宝されています。

日本中小企業金融サポート機構はファクタリング以外にも金融に関するさまざまなサービスを提供しています。
具体的には、金融機関の紹介やM&A、助成金・補助金の提案業務等です。

税務や金融、企業財務に関する経験豊富なスタッフが対応しているので、安心してサポートが受けられるでしょう。

ビートレーディング


画像引用元:ビートレーディング

ファクタリング種類 2社間/3社間
調達スピード 最短即日
手数料 最低2%~
調達可能金額 無制限
契約方法 オンライン・来社・対面
対面窓口 東京都・宮城県・大阪府・福岡県
必要書類 ・債権に関する資料(請求書、注文書等)
・直近2ヶ月分の通帳のコピー

ビートレーディングは、取扱件数は3万7千件以上、累計取扱高900億円以上と業界トップクラスの実績を持つファクタリング会社です。
審査は資料を提出して平均30分以内に終了して申込先へ連絡し、最短5時間で振込が可能です
必要書類が少ないことも特徴で、は売掛金に関する資料(請求書、注文書等)、および2ヶ月分の通帳のコピーの2点だけで申込ができます。

契約方法は、オンライン・来社・対面と3通りありますが、オンラインにおいては、セキュリティ面で問題のないラウドサインを使用しています。

東京以外にも、仙台・大阪・福岡に支店があるため、日本全国スピーディーな対応が可能です。

買取可能金額は無制限ですが、これまでの買取実績では、3万円~7億円があるので、法人・個人事業主、どちらにも満足いく資金調達ができるでしょう。

OLTA(オルタ)


画像引用元:OLTA

ファクタリング種類 2社間
調達スピード 最短即日
手数料 2%~9%
調達可能金額 無制限
契約方法 オンライン
必要書類 ・本人確認書類
・収受印付きの確定申告書Bの第一表
・請求書
・事業で使っている全口座の入出金明細

OLTAは、AI審査を行い、申込から契約に至るまでネット上で完結するシステムを採り入れているファクタリング会社です
オンラインのみでのやりとりなので、来社や対面の必要がなく、地方で事業を営んでいる経営者にも効率いい資金繰りが見込まれます。
必要書類が不備なく揃って審査が開始され、24時間以内に見積書が提示され、契約後、当日、または翌営業日に買取金額が入金されます。
支払期日が最長6ヶ月先のものまで買取可能なので、建設業等支払いサイトの長い業種にも対応可能です。
調達可能金額は無制限で、事業規模に関係なく対応しています。
2社間ファクタリングのみの取り扱いですが、手数料が、上限9%という低い手数料で資金調達サービスを行っています。
徹底した業務のAI化を図ることで、コストを削減し、手数料に還元しており、利用者にとってはうれしい限りです。

アクセルファクター


画像引用元:アクセルファクター

ファクタリング種類 2社間/3社間
調達スピード 最短即日
手数料 2%~20%
調達可能金額 30万円~1億円
契約方法 オンライン・郵送・対面
必要書類 ・通帳
・身分証明書
・請求書

アクセルファクターは、原則として、即日に決済を行うことをモットーとしている、ファクタリング会社です。
ネクステージグループホールディングス株式会社のファイナンス領域で運営されています。

柔軟な姿勢で審査に取り組んでいるのが特徴で、エビデンス書類の不足があっても、取引実態が確認できれば審査を行うことがあります。最短で1時間程度で審査が完了する点もアクセルファクターの魅力です

アクセルファクターは、償還請求権を付与していない取引であるので、請求されることがなく、利用者は安心して申し込みが可能です。
最大1億円まで買取可能であるので、建設業や運送業、広告代理店等、さまざまな業種で利用されています
アクセルファクターは経営コンサルタントも兼業しており、資金繰り以外にも、長期的な財務改善のプランニングも行っており、事業運営に不安のある事業者は相談されることをおすすめします。

QuQuMo(ククモ)

画像引用元:QuQuMo

ファクタリング種類 2社間
調達スピード 最短即日
手数料 1%~
調達可能金額 無制限
契約方法 オンライン
必要書類 ・通帳
・請求書

QuQuMo(ククモ)は最速2時間で入金可能な株式会社アクティブサポートが運営しているファクタリング会社です。
申込から契約までオンラインで完結でき、申込から見積りの提示まで40分とスピーディーに対応します
2社間ファクタリングなので、取引先に知られずにファクタリング利用が可能です。

特徴として、ファクタリングの申し込みにはさまざまな必要書類を準備するのが一般的ですが、QuQuMoは請求書と通帳の2点で審査が可能です。
オンラインで申し込みから契約まで行いますが、契約は弁護士ドットコム監修のクラウドサインで行われるため、セキュリティ面において、安心して契約できます。

調達可能金額に制限がなく、少額から高額まで柔軟に対応しています。
2社間ファクタリングにもかかわらず、手数料は1%から対応可能であることも魅力のひとつといえるでしょう。

フリーナンス


画像引用元:フリーナンス

ファクタリング種類 2社間
調達スピード 最短即日
手数料 3~10%
調達可能金額 ~1,000万円まで
契約方法 オンライン

フリーナンスは、主に個人事業主・フリーランスを対象とし、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営するファクタリング会社です。

ファクタリングを利用するには、事前に会員登録を行います。
審査は、最短30分で、登録口座に入金が可能です。

フリーナンスは、ファクタリング以外にも、損害賠償保険や所得補償保険等のサービスも提供しています。

個人事業主やフリーランスが利用できないファクタリング会社があります。
フリーナンスは個人事業主やフリーランスがもっと自由に、より安心に働けるためのサポートを惜しまないファクタリング会社といえるのではないでしょうか。

ペイトナー ファクタリング


画像引用元:ペイトナー ファクタリング

ファクタリング種類 2社間
調達スピード 最短即日
手数料 10%
調達可能金額 ~100万円(初回の申請可能金額は25万円)
契約方法 オンライン
必要書類 ・通帳
・身分証明書
・請求書

ペイトナーファクタリングは、審査にAIを導入し、最短10分で振込可能なファクタリング会社です。

ファクタリング利用を行うにあたって、利用者は、会員登録をしなければなりません。
少額から利用できますが、初回の申請可能金額は25万円となっています。
利用実績に応じて利用可能金額が拡大し、利用金額は最大100万円です。

契約方法はオンラインのみの2社間ファクタリングで、手数料は一律10%となっています。
2社間ファクタリングの相場(9~20%)より低い手数料で利用可能です。
必要書類も、通帳・身分証明書・請求書のみで審査が可能です。AI審査のため、事業計画書等の書類は不要です。
注意点として、受付可能な請求書は支払いサイトが70日以内のものに限る点があります。支払いサイトが、70日以上の請求書は取扱いできないので注意しましょう
小口の請求書買取がメインですので、個人事業主やフリーランスにとって、資金調達における頼りになるファクタリング会社といえるでしょう。

マネーフォワード アーリーペイメント


画像引用元:マネーフォワード アーリーペイメント

ファクタリング種類 2社間
調達スピード 最短2営業日
手数料 初回 買取債権金額の2~10%
2回目以降 買取債権金額の1~10%
調達可能金額 50万円~
契約方法 オンライン
必要書類 ・決算書2期分
・直近の残高試算表
・買取希望債権の証憑
(取引先名、取引内容、債権金額、支払日等が確認できるもの)
・入出金明細(直近6ヶ月分)

マネーフォワードアーリーペイメントは、東京証券取引プライム市場に上場している株式会社マネーフォワードの完全子会社です。
即日現金化が多い独立系ファクタリング会社が多い中、マネーフォワードアーリーペイメントは、審査において、最短2営業日がかかり、また、個人事業主や合資会社は取引できませんので注意が必要です

手数料は 初回が買取債権金額の2~10%、2回目以降 買取債権金額の1~10%であり、2社間ファクタリングのみの取引にしてはリーズナブルな設定です

買取金額は最低50万円以上、上限金額は定めていません。

継続してファクタリングを考えている、取引金額の大きい法人企業には、マネーフォワードアーリーペイメントは資金調達の心強いパートナーとなりそうです。

ベストファクター


画像引用元:ベストファクター

ファクタリング種類 2社間
調達スピード 最短即日
手数料 2%~20%
調達可能金額 30万円~1億円
契約方法 来社・担当者訪問
対面窓口 東京
必要書類 ・入出金の通帳(Web通帳含む)
・身分証明書
・取引先との契約関連書類(請求書・見積書・基本契約書)

ベストファクターは、買取手数料2%〜、審査通過率92.2%の実績があるファクタリング会社です。

特色として、「簡易診断シミュレーター」がWebサイトで利用できる点があります
7つの項目を入力するだけで、売掛金の買取手数料がわかり、また、手持ちの売掛金の手数料も把握できます。
オンライン契約が増えてきている中、ベストファクターは、対面での契約スタイルを取っています。申込人が来社あるいは担当者が訪問という形態です。
事業者の組織および仕事の中身や流れを理解するためです。
ファクタリング以外にも、利用事業者に対し、財務コンサルティングを無料で行っています。最適な資金計画の策定が見込まれるかもしれません。
資金繰りの改善を検討している事業者や、セキュリティ面で、オンライン契約に不安を覚える事業者には、おすすめのファクタリング会社といえるでしょう。

【2社】大手ノンバンク系ファクタリング会社

続いて、大手ノンバンク系ファクタリング会社を3社紹介します。

  • オリックスファクタリング
  • AGビジネスサポート(旧アイフルビジネスファイナンス)

オリックスファクタリング


画像引用元:オリックスファクタリング

ファクタリング種類 3社間
調達スピード 不明
手数料 不明
調達可能金額 不明
契約方法 対面
必要書類 ・ 決算書3期分(別表、勘定科目明細付)
・ 直近試算表、資金繰り表
・ 診療報酬などの支払額決定通知書
・請求書(直近1年分)
・ 事業計画書
・その他、オリックスが指定する書類(病院の場合)
・病院報告書などの病床稼働率、入院・外来患者単価の分かるもの

オリックスファクタリングは、リース会社大手のオリックスが手がけている事業部門の一つです。
診療・介護・調剤報酬債権ファクタリングをメインに取り扱っています
対象債権は、国民健康保険団体連合会(国保)や社会保険診療報酬支払基金(社保)に対して保有する、原則月額診療報酬等が1,500万円以上の債権です。
病院や介護事業者、調剤薬局等にとっては、キャッシュフローの改善に有効な手法といえます。
利用対象者は病院・診療所、介護事業者、および調剤薬局のいずれかで、設立して3年以上で、税金・社会保険料に未納がない法人です。
オリックスは、診療報酬など以外の債権を対象としたファクタリングも取り扱っているので、検討している事業者は、オリックスの各営業拠点へ問い合わせをおこないましょう。

AGビジネスサポート(旧アイフルビジネスファイナンス)


画像引用元:AGビジネスサポー

ファクタリング種類 2社間/3社間
調達スピード 最短即日
手数料 2%~
調達可能金額 10万円~
契約方法 オンライン
必要書類 ・本人確認書類
・ 売却する請求書
・入金済みの請求書および入金された通帳
・事業を行っていることが確認できる書類

AGビジネスサポート(旧アイフルビジネスファイナンス)は、消費者金融大手のアイフルグループの一員で、2023年2月25日にアイフルビジネスファイナンスから社名変更しました。
電話で申し込み、オンラインで契約を締結し、スピーディーな審査で請求書を買い取り、即日入金が可能です。
調達可能金額は10万円以上であり、法人・個人事業主どちらも利用できます
対象売掛先は、継続的に取引のある国内法人で、売掛先が個人事業主である場合、取扱いできないので注意しましょう。

【2社】大手銀行系ファクタリング会社


最後に、大手銀行系ファクタリング会社を2社紹介します。

  • 三菱UFJファクター株式会社
  • みずほファクター

三菱UFJファクター株式会社


画像引用元:三菱UFJファクター株式会社

調達スピード 1ヵ月弱
取引の種類 3社間ファクタリング
手数料(保証料) 不明
買取可能金額 20万円~(診療報酬WEB)

三菱UFJファクター株式会社は、その名の通り、三菱UFJ銀行が100%出資しているファクタリング会社です。
ファクタリングサービスには、根保証(保証ファクタリングに相当)、下請債権保全支援事業、国際ファクタリングの3つのサービスから成り立っています。
買取可能金額に関しては、記載がないため、実際に確認するのがいいでしょう。

また、三菱UFJファクター株式会社は、診療報酬WEB(診療報酬ファクタリングに相当)も取り扱っており、法人・個人事業主どちらも利用可能です。
申し込みから資金化まで1ヵ月弱ほどかかり、買取限度額の最小金額は20万円からとなっています。
審査期間が長いため、急な資金調達を考えている事業者においては不向きかもしれません。

みずほファクター


画像引用元:みずほファクター

調達スピード 1ヵ月弱
取引の種類 3社間ファクタリング
手数料(保証料) 不明
買取可能金額 200万円~

みずほファクターは、みずほ銀行が100%出資しているファクタリング会社です。

事業内容として、国内ファクタリング、国際ファクタリング、および代金回収業務があります。
国内ファクタリングのサービス内容は、包括保証、個別保証、下請け債権保全事業の3つです。売上債権を買い取ってもらい、現金化する「買取型」とは異なるので注意が必要です。
包括保証の最低保証金額は5,000万円、個別保証の最低保証金額は200万円であり、取引金額が大きい事業者に向いています

また、下請債権保全事業の取扱いを行っており、下請建設企業等は、販売先の倒産等に備え、ファクタリング会社が保証する限度内で売上債権が保全されます。
下請建設企業等は、ファクタリング会社に支払う保証料3分の1(年率1.5%を上限)を、国からの助成金により補てんされるため、コスト負担の軽減が可能です。
販売先数は1社より、最低保証金額の制限はありません。

保証料は、販売先の企業を1社ごとに審査して算出するため、明確なものはありません
国際ファクタリングも取り扱っており、海外との取引を行っている事業者にとって、安心で信頼度抜群のみずほファクターを利用することで、安心して海外取引が可能でしょう。

まとめ

独立系、ノンバンク系、銀行系、それぞれのファクタリングの内容を解説しました。
審査のスピードや手数料、買取価格等それぞれ特色があります。

ファクタリング会社を選ぶ際に、押さえておきたいポイントは次の6点でした。

取引形態がマッチしているか
適正な手数料であるか
資金調達日数が妥当か
買取金額の上限・下限が適切か
償還請求権の有無はどうか
ファクタリング会社の経営規模や営業実績はどうか

事業者は、自身の事業規模から資金繰りに応じて、それに見合ったファクタリング会社を選択し、円滑な事業運営を心がけましょう。